こんにちわ。
プロラグビー選手の田淵慎理です。
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いつも応援してくださりありがとうございます。
2021年に近鉄ライナーズ所属の社員選手→宗像サニックスブルース所属のプロ選手になりました。
当時はたくさん悩みました。
気持ちに整理をつけるためにこの記事を残しておきます。
この記事を読めば、新しいチャレンジを決めた3つの理由が、当時の気持ちと一緒に分かります。
- なぜ、移籍することを選んだのか?
- なぜ、社員選手からプロ選手になったのか?
最後には、ファンのみなさんへのメッセージがあります。
ぜひ、最後まで読んでもらえるとうれしいです。
結論からどうぞ。
- 環境を変えるため
- ラグビー選手としての価値を上げるため
- 今しかできないことにフォーカスするため
順番に解説していきます。
環境を変えるため
環境を変えようと思った理由は、メンタルの問題からでした。
数年前から、ラグビーを嫌いになりそうな時期が何度もありました。
「練習イヤだな。」
と思う経験はおそらく誰にでもあるはずです。
しかし、そうではなくてラグビーが楽しめなくなっていたことが原因でした。
- ラグビーが好きな自分が好き
- 楽しくプレーすることが持ち味
そんな自分にとって、苦しい経験でした。
正直なところ2021シーズンで引退を考えたときもありました。
しかし、ラグビーが嫌いなまま辞めるのは納得がいかなかった。
なので、環境を変えてプレーするチャンスがあるなら、またプレーしたい。
環境を変えるために、チームを探すことを決めました。
ラグビー選手としての価値を上げるため
「移籍を希望したら獲得してくれるチームはあるんだろうか?」
ラグビー選手としての価値を考えるようになったときに疑問を持ちました。
現在の評価は、近鉄ライナーズからの評価。
そのままで充分、と思うこともできました。
しかし、
- 外のチームを経験することが、今後のキャリアにいい影響がある
- この数年で移籍の選択がしやすい環境になった
そのように思うようになっていました。
相談した方数名からは、
「今年は新リーグがどうなるかわからないから動くリスクは高い。」
「今年1年待って、来年また考えたらどうか。」
などの言葉もいただきました。
それでも、
- 次にいつ来るかわからない機会を逃したくない
- 自分の感じることに正直になりたい
自分の性格も影響しました。
結果的には、必要としてくれるチームが見つかりました。
ほんとうにありがたい。
さらに、ラグビー選手としての価値を向上させるために努力するつもりです。
今しかできないことにフォーカスするため
ラグビープレーヤーとしてトップレベルでプレーするのは今しかできないこと。
プロとしてプレーできるチャンスがあるなら、チャレンジしてみたい。
そう思いました。
みなさんもご存じのとおり、社員選手は雇用などの条件が安定しています。
しかし、誤解を恐れず言えば、
- ワクワク感が少なかった
- 可能性を信じて外の世界に出てみたかった
そう考えるようになっていました。
プロとしてプレーすると、引退後を保障してくれるものはありません。
しかし、その道を切り開いていくこと。
それにワクワクする気持ちを感じている自分がいます。
自分の心で考え抜いて決めたこと。
それを信じてチャレンジしてみようと思いました。
後悔しても自分で道を選ぶことの大切さ
自分の進路についてたくさん悩みました。
その過程で、自分のラグビー人生のことだけでなく、人としての人生のことについても考える機会になりました。
後悔しないようにしようと悩んでいました。
そんな私に、
「どっちを選んでも後悔はする。けどそのとき自分で決めたことだからと思えるかやで。自分の思うままに進んでみたら?」
と先輩から言葉をいただきました。
すっきりした気持ちになりましたね。
まとめ 自分の選択をいいものにしていくためにこれからもチャレンジを続けよう
今回の記事では3つの理由を書きました。
- 環境を変えるため
- ラグビー選手としての価値を上げるため
- 今しかできないことにフォーカスするため
しかし、きれいに自分の気持ちをすべて言語化できている訳ではありません。
なんとか文章にしたというイメージ。
移籍を決める1年前、自分の行動を見直そうと決めたときがありました。
このままではダメだと感じたからです。
そのときには、今の自分の状態は予想もできなかった。
現状に満足せず、日々チャレンジしてきた結果なのかなと感じています。
今回のチャレンジは自分にとってかなり大きいチャレンジ。
しかし、どんなときも自分を信じて、自分の選択をいいものにしていくつもりです。
いつも応援してくださっているファンのみなさまへ
当時、急な退団の報告となり驚かれた方が多いと思います。
「いつも応援してたのにちがうチームに行くなんて。。」
しかし、近鉄ライナーズが嫌いになった訳ではありません。
近鉄ライナーズは新しい体制になり、よりいいチームになっていくでしょう。
私もそれに負けないようにいい選手・いい人間に成長したい。
それと同時に、新しい体制になった宗像サニックスブルースがすばらしいチームになるためにできることをして貢献していきたい。
近鉄ライナーズのファンのみなさんとたくさん交流をしてきました。
なので、みなさんからどう思われるのか私は不安です笑
今まで応援していただいたことへの感謝を忘れずにこれからも元気にプレーすることが恩返しだと考えています。
直接ごあいさつする機会がないのが残念です。
しかし、ラグビーに関わっていればグランドでお会いできるでしょう。
そのときは声をかけていただけるとうれしいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事やSNSでのコメントなどお待ちしています。
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